SVBONYの公式サイトに、新しいアストログラフ(天体写真専用の屈折望遠鏡)「SV580」の製品ページが公開されていました。80mm口径・F4.5のペッツバール式APOで、フルフレームセンサーに対応しているのが特徴です。まだプレセール前の段階ですが、わかっている範囲でスペックを整理しておきます。

公式ページで分かるスペック
製品ページ(svbony.com)に記載されている光学・機械仕様は以下の通りです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 口径 | 80mm |
| 焦点距離 | 360mm |
| F値 | F4.5 |
| 光学設計 | 4群6枚ペッツバール式APO(デュアルED+スーパーEDガラス1枚を含む) |
| イメージサークル | フルフレーム対応(36×24mm、対角43.3mm) |
| フィールドフラットナー | 内蔵 |
| バックフォーカス | 55mm |
| サイズ | Φ114 × 365mm(最短収納時) |
| フォーカサー | ヘリコイド式 |
| フィルタースレッド | M93×1(2インチフィルター内蔵可) |
| カメラ接続 | M48 / M54スレッド対応 |
| その他 | 360°回転式カメラアングル調整機構、Vixen規格254mmアリ型プレート、ガイド鏡マウント対応 |
焦点距離360mm÷口径80mmでF4.5という計算になり、ページの記載とも一致します。フルフレームセンサーの対角(43.3mm)まで補正範囲に収めている点と、フィールドフラットナーが内蔵済みである点が、このクラスのアストログラフとしては扱いやすそうなポイントです。
キット構成・発売時期
販売形態は鏡筒単体の「OTA」のほか、「SV580 Full Frame Kit」「SV580 APS-C Kit」「SV580 Deep Sky Kit」の3種類のキットが用意されているようです。ページ上では「Pre-sale on Nov 15, 2026」と表示されており、2026年11月15日からプレセールが始まる見込みです。価格は現時点では公開されていません。
ただし同じ公式ページ上で「$1,699.99」「Free Shipping」という表示を確認できました(2026/10/10時点、為替レート1ドル=158.29円換算で約269,000円)。プレセール前のページでは価格表示がアクセスタイミングや地域によって変動することがあるため、確定価格ではなく参考情報として見ておくのが無難です。
所感
SVBONYのアストログラフといえば、これまで54mm口径のSV555が主力モデルでした。SV580はそれより一回り大きい80mm口径で、しかもフルフレームセンサーまで補正範囲に収めているので、より本格的な深宇宙撮影向けのラインナップ拡充という位置づけに見えます。
口径80mm・F4.5クラスの鏡筒が手頃な価格帯で出てくるなら気になる存在です