CMOSカメラにSVBONYのオフアキシスガイダーを取り付けてみた

ガイド鏡を使ってMT-160の直焦点撮影をしていたのですが、撮影画像の3分の1くらいで星像が丸くならず、少し流れてしまうことがありました。ガイド鏡とメイン鏡筒のたわみ(フレクスチャー)が原因ではないかと考え、オフアキシスガイダー(OAG)を試してみることにしました。

購入して気づいたこと

SVBONYのOAGが手頃な価格だったので本体を購入したのですが、OAG単体ではカメラを接続できないことに購入後気づきました。フィルターは使っていないのですが、SVBONY SV226Pのフィルタードロワーも追加で購入しています。

SVBONYのオフアキシスガイダーとSV226Pフィルタードロワー

左からフィルタードロワー、OAG本体、望遠鏡側の接続アダプターリング(OAGに付属しています)です。

フィルタードロワーの役割

フィルターを使わないのになぜフィルタードロワーが必要なのかというと、これを挟むことでメインカメラ側とガイドカメラ側の光路長(バックフォーカス)が合うようになるからです。これがないと、メインとガイド、両方のピントを同時に合わせることができません。

取り付け

まず位置合わせをするため、CMOSカメラ(SVBONY SV605CC)とフィルタードロワーを接続してみます。

SVBONY SV605CCとフィルタードロワーを接続する

ねじ込んだ状態です。

フィルタードロワーをねじ込んだ状態

カメラをしっかりねじ込んだ状態で、OAGのプリズムがCMOSの一辺と平行になる位置で取り付けます。ネジを落としてCMOSを傷つけないようにはずしてから作業を行います。

CMOSの一辺とOAGのプリズムが平行になる位置で取り付ける

次に、望遠鏡側の接続アダプターリングを取り付けます。

望遠鏡側の接続アダプターリングを取り付ける

取り付け完了です。望遠鏡側、カメラ側それぞれの状態です。

取り付け完了(望遠鏡側)
取り付け完了(カメラ側)

取り付け用の工具(六角レンチ2本とネジ一式)はちゃんと付属しています。

取り付け用の工具(六角レンチ・ネジ)は付属

バックフォーカスの内訳

今回の構成でのバックフォーカスは、SV605CCのバックフォーカス17.5mm+OAG本体の厚さ12.5mm+アダプター4mm+フィルタードロワー21mmで、トータル55mmとなります。

SV605CCのバックフォーカス計算(合計55mm)

プリズムの位置調整

プリズムはこのネジで固定します。

OAGのプリズムを固定するネジ

CMOSの撮像エリアに干渉しない位置まで、プリズムを下げて調整します。

CMOSに干渉しない位置までプリズムを下げる

これで取り付けは完了です。ガイド鏡での撮影で悩んでいた星像の流れが解消されるか、次回の撮影で試してみたいと思います。

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MT-160+OAGで撮影した銀河です。星が流れたのはほんの数枚だけでした。

ガイドする星が3つくらいしかなく、コマ収差で広がった星でしたがstellavitaはちゃんとガイドしてくれました。

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