
- DATE:2026/8/5 ⭐️:80% 🌙: 21.7 / 2026/8/6 ⭐️:90% 🌙: 22.7 / 2026/8/7 ⭐️:40% 🌙: 23.7
- Takahashi FC76+FC/FSマルチレデューサー0.85×(焦点距離 : 510mm)
- SONY α6400(無改造)
- 90s X 226 (Total : 5h39m0s)
- ISO:3200
- Pixinsight,GIMP
【画像処理ワークフロー】 今回のPixInsightでの主な処理プロセスは以下の通りです。
- SPCC(分光色校正)
- SPFC(星像品質・フォーカス解析)
- MGC(MARSによるグラディエント補正)
- BXT(BlurXTerminator – Correct Only)
- Veralux(ハイパーメトリックスストレッチ)
- StarXTerminator(星と背景の分離)
- GHS(Generalized Hyperbolic Stretch)
- Veralux Composer(星と背景の合成)
8月上旬の3日間にわたり撮影しましたが、雲が出ていた時間が長く、総露光時間は5時間39分でした。
今回の処理で特に面白かったのがMGC(MARS)によるグラディエント除去です。 生成された MGC_gradient_model(背景カブリ画像)を確認してみると、中央部にかなり強烈な「緑被り」が出ているのが分かります(※下の画像参照)。

未改造のα6400とマルチレデューサーの組み合わせに周辺環境の影響も加わってか、画面中央に独特なカブリの偏りが発生していたようです。しかし、MGCのマルチスケール解析のおかげで、分子雲や淡い星雲の構造を破綻させることなく、この複雑な緑被りだけを綺麗に分離・補正することができました。
その後はBXTで光学系の収差補正(Correct Only)を入れたのち、Veraluxでストレッチ、StarXTerminatorで星と星雲を独立して処理。イメージ通りのトーンに仕上げることができました。
無改造カメラなので赤い星雲があまり出ていませんが、青い星雲と紫っぽい絵色合いが結構好きです。